西宮市卓球協会より皆様へ

西宮市卓球協会は、創立78年目を迎えました。78年前、敗戦の焼け野原から立ち上がり、昭和2145日、西宮の武徳殿で第1回の大会がスタート。やがて不死鳥の如くよみがえる日本にとって復興の希望の光はスポーツであり、卓球もその役割を果たしてまいりました。初代の村田会長をはじめ、卓球への情熱を燃やす有志の尽力。それに理解とご支援を下さった卓球愛好者の方々の思いが一つになり今日を迎えています。この間、各種の国際大会、イベントをはじめ、永年にわたる練習会、卓球教室、講習会等を通して卓球を愛する人々のすそ野を着実に広げてまいりました。

高齢化社会の到来で卓球は生涯スポーツの旗手として注目を浴びています。高齢者の卓球愛好家の皆さんが健康寿命を伸ばしつつ、楽しく卓球道を追い求められる大会をたくさん企画する等、協会役員一同努力しているところです。おかげさまで、大会等の総参加者数もコロナ禍前まで7000名を超えるようになりました。特に、ここ数年の小・中学生の大会参加者数の急増が目立ちました。最近のオリンピックや世界大会で活躍する中・高校生世代の姿に刺激されているのも一因でしょう。さらには、2018年から始まったプロ卓球トーナメントのTリーグへの期待も卓球人口の増加に繋がっています。協会は、コロナ禍で活動が制限されていたTリーグや小・中・高校生等の若年層の皆さんへのエールを込めて、Tリーグの琉球アスティーダと日本ペイントマレッツ、元オリンピック選手の仲村錦治郎氏、さらに琉球アスティーダの監督の張一博氏を招聘して講習会を開催し好評を得てまいりました。今年も引き続き企画し応援していきたいと思います。ご期待下さい

 さて、コロナ禍の中で予定していた大会、卓球教室等を中止せざるを得ない状況が数年間続きましたが、この2年間はコロナ対策を行いながら、参加者の皆さんのご協力により大きなクラスターも発生せず、大会等を全て開催することが出来ましたこと心より御礼申し上げます。

コロナ禍の影響等により減少した参加者数も8割以上回復しました。当面は、withコロナの姿勢を忘れず、新しいスタイルを見出し、楽しい大会を工夫しながら参加者数の拡大に取り組む所存です。今後とも皆様の一層のご支援、ご協力をお願い致します。


                                 令和6年(2024年)4月吉日
                                      会長 大林 英夫 

inserted by FC2 system